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【#1 DIYリノベでシェアハウスをつくる】築40年超のシイタケ工場をセルフリノベーション!

2021年3月21日

郊外に建つ、築40年超の元シイタケのパック詰め工場。
歴史の詰まったこの空き家を、アトリエ付きシェアハウスに改造してやろうという計画。

建物からして、めちゃくちゃファンタジックでクレイジーで楽しいんだ。
だからぜひ見て欲しい。

ちなみに入居者はみんな26才。
僕は36才なのでほぼ同級生だ。あーよかった。

全体の空間の繋がりなどはこっちで詳しく解説している。チャンネル登録よろしく!

続編はこちら

砂壁に珪藻土(漆喰)を塗るための下地処理【#2 DIYリノベでシェアハウスをつくる】

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外観-思った以上にやばそう、だけど楽しそう!

40年のキャリアに相応しい、「味」のある風貌だと、そう思わないか?

ボロいだけって言ったやつ出てこいよ。

正面

「ボロイ」は素直な感想


正面からは2階建に見えるが、実は下にもう一階隠れている。
傾斜地なので実は1階に見える部分が2階だ。

昨年の台風で、シャッターボックスをもぎ取られたガレージは、なんとも言えないヴィンテージ感を醸し出している。

夜のこの感じがとても好きだ

居住スペースは一番上の3Fになる。ルーフバルコニーとかめっちゃ楽しそうだろ?
その隣はリビングダイニング、めっちゃ楽しそうだろ?(復唱)

裏面

裏面から見れば全貌が見えてくる。イメージは正面とさほど変わらない。
建築関係の諸兄は、1階がRC(鉄筋コンクリート造)だと気づいたかもしれない。

ちなみに僕は無免許だし、建築とか構造とか全然わからない

構造を図解したものが上の写真になる。

RCの上に木造ってのは結構あるらしいね、にしても左のはなんだ?
鉄骨造というのは、ガレージだ、そこまではわかるな?
その屋根はルーフバルコニーだ、それもわかる。

その上に木造の小屋を載せちゃいました(笑)
何わろとんねん。

バルコニーの小屋なので言ってみればグランピングみたいなもんだ。
そしてそこでグランピング生活をする権利を得たのは僕だ。
やったぜ。

トイレには屋外を通って行く。
キャンプ場としては当然だし、近いからいいポジションだ。

おうちキャンプの完成形を目指せる。

1階

鉄筋コンクリート造の1階には巨大なシイタケの保管庫と、備品の倉庫っぽい場所が1部屋。
というわけで2部屋ある。

乗ってみたいだろ?でも乗ったら死ぬんだぜ

裏側から敷地に入った外部には、シイタケを運搬していたと思われるリフトがある。
ちなみに階段は老朽化のため、天国への階段にもなりえる。
(ヤバいすべった)

ワクワクするやつ。

このベニヤに囲まれた、窓ひとつない異様な空間は、まるでシイタケを奉る神殿のようだ。

僕が参加する前に、すのこをベニヤ床にする工事が行われていた。

しいたけちゃんとあった!
DIY工事の様子
逆にPinterestでめっちゃピンされそう

晴れて床壁天井、全てラワンベニヤになった。色んな意味でインパクトのすごい部屋だ。
僕が来た時はこの状態だった。

階段を降りるとまずこの倉庫。

2階

シャッターをもぎ取られたガレージがあるのが2階だ。
メインエントランスのため、小さな応接室のようなものもあるが、一番広いところはパック詰め作業場だった広間。

ヤバい断面が見えてるぜ。

ここはパック詰め作業が行われていた場所。
パートさんたちの、汗と涙と、しいたけがの組織片が、この空間には刻まれている。
当時の光景が目に浮かぶようだ。

ここはアトリエとして活用される予定。

3階

ここが居住者たちの生活空間となりうる場所だ。
もともとこの、シイタケ倉庫もとい工場もとい問屋を経営していたオーナー家族が住んでいたようだ。
ただし、状態はなかなか悪い。

間取り図の画像のようです
立派な間取り図

中央の共有スペースは要するに、リビングダイニング。
ここが一番大事、気合を入れて作りたいよな。
バルコニーの上に置いてある小屋が、僕のグランピングテントだ。
その他、浴室、トイレと一通りの水回りが揃う

写真の説明はありません。
キッチンとダイニング、リビング部分が見えないが右にひらけている
夢のあるルーフバルコニー、右がわが家、ここを通ってトイレに行くのだ

ここが我がバルコニーの小屋。
屋根さえあれば生きていけるからなと思った矢先、屋根に大問題が発覚する。

まとめ

当時の建物としては、決して悪くはなかったのかもしれない。
しかし、定期的な修繕などは行われていなかったようで、同年代の建物よりも劣化は激しく見える。

シャレにならない問題もそこそこあるんだけど、それも含めて楽しめればいいのだろう。

海外ドラマを見る限り、シェアハウスってそんな感じだ。(私おっさんだけどね。)

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