手工具

墨付け・スケッチ DIYに使えるシャーペンたち

2023年11月12日

材料に墨付けすると言えば鉛筆を使う人も多いと思う。

けど自分はシャーペン、もといシャープペンシルばっかり使う。

だって削らなくていいから楽やん。許してよ。

万能なシャーペン0.9プレスマン

自分が木工DIY、アイデアスケッチ、仕事用メモ全てに一番使ってるのが0.9mmのプレスマンというシャーペン。

実に10年以上使ってる。初めて見つけたのはミッドタウンの文房具屋だった、懐かしい。

ポイントは0.9mmという太さ、安い300円(昔は150円)、見た目が好きの3点。

0.9mmという太さにはあまり馴染みがないかもしれないけど、タフで折れにくいので荒い木材の墨付けもしやすく、太く見やすくもあり、スケッチなどにも使える万能性を秘めている。

さらにプレスマンはその名の通り速記向けに作られたものであり、筆圧が加わった時に芯がスライドして芯折れを防ぐ機構が備わっているらしい。

これは改めて調べて知ったことで、なんか嬉しくなった。

だから粗い木材にガンガン墨付けしても折れにくいわけだ。

全面プラスチックの見た目が好きというのはそのまんまだけど、シャーペンなのにカラー展開が色々あり、ごちゃごちゃの机に転がしてても発見しやすい。

でも店頭では黒しか見たことない。

そして安いというのが最大のポイント。

まず自分は人の5倍くらい物を無くす。新卒の入社祝いでステッドラーの1500円のシャーペンもらったけど、4月中に行方不明になった。

というか、便利なシャーペンは一本と言わず大量に持っておきたいのだ。

家に3本、事務所のデスクに2本、作業台周辺に3本、カバンの中に2本。そしてもちろん定期的に無くす、だから1000円のシャーペンなんて買ってられない。

機能的には芯折れ耐性を持つ以外は何の変哲もないかっこいいだけのシャーペンだ。

0.9mmの芯が入って。

ひかっける金具と消しゴムがついてる。

これはめっちゃ大事、なぜなら消しゴムは行方不明の筆頭だから。

引っ掛ける金具があるので胸ポケにダサい感じで挿すこともできる。

いろんな色が欲しいのでとりあえず束で買ってる。

昔は緑まとめ買いとかしてたんだけど今は廃盤で白黒展開に変わったらしい、残念だなあ。

まあ0.9mmのHBが使えるなら他のものでもいいのかもしれない、金具と消しゴムは欲しいけど。

ちなみに速記用なので従来の60mmの芯ではなく100mmという長さの専用芯(2B)も存在する。

実は終末DIYをやる前、このプレスマンにHB芯一本でデッサンをするという動画を上げていた(伸びなかった)。

それくらい万能で愛着があるのがこいつ。

他の選択肢といえば、意識が高そうで敬遠してるステッドラーとか。

見た目が気に食わないものとかはある。

墨付け専用0.3グラフギア

次にペンテルのグラフギア0.3mm。

こいつはワンポイントでしか使わない。

その用途はまさに木材への墨付け。

しかもホゾ加工なんかの細かい墨付け以外はプレスマンを使うので本当に出番が少ない。

0.3mmという太さは何をするにもポキポキ折れる、でもなかったらちょっと困るのがこの太さ。

日常で使うことは一切ないので作業台の近くに一本あるだけ。

でもやはり無くす可能性が高いのでとにかく安い物を探してたらこの500円(実売350円くらい)のグラフギアに辿り着いた。

製図用の部類に入るかもしれないけど、今時製図を手書きでやる機会も少ないと思うだからこれは「墨付け専用」

Amazonだと300円台で買える。

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