今日やることは、全然面白くないことだけど、
意識高い系DIYには絶対必要な下地処理をしていくから
和室をやりかえたい人は特に参考になるかもね!
実際やったことを主軸に、解説も加えながら書いてみる。
この記事は動画と連動してるので、こちらもみてもらえると良い。
ちなみに前回の#01はこちら↓
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Contents
砂壁死すとも真壁は生かしていく方針
こういう柱が露出してる構造を真壁というんだけど、これがジャパンを強烈にアピールしてくるから、フラットな壁にしちゃう人が多いよな
でも今回はせっかくの昭和感を令和にしちゃうんじゃなくて、むしろ大正臭い感じに仕上げていきたいと思ってる。まさにデモクラシー。
ざっくりとイメージしてる仕上げの一部をネタバレすると
壁 : 既存の砂壁をシーラー処理の上、珪藻土(けいそうど)ローラー仕上げ
床 : 畳撤去の上、捨て張りにてレベル調整の上、無垢フローリング仕上げ
みたいな感じだ。
下地調整でやること
・畳を剥がす
・砂壁をシーラーで固める(2工程)
・砂壁のパテ処理(動画では解説のみ)
・木部のワックス処理(動画では解説のみ)
畳を剥がす
諸外国の教科書では日本の生活様式についてこう教えると聞いたことがある。
「日本人は古来より草を編んだマットの上で生活しており、椅子もベッドも使わず、寝食全てをその草のマットの上で行う。」
なにゆうてんねん、こちとら先進国やぞ、、、
・・あってるわ!
残念だが今回はこの草のマットには退場していただく。
快適なのは承知の上だが、時代は脱亜入欧の精神だからしょうがないね。
北米産のホワイトオークとか貼っちゃう予定だ。

畳を剥がしてこのようなベニヤが出てきたらラッキーな方だ。
もっと古いと杉の荒床が出てくることも多々あり、マンションでも出てくる。その場合、さらに下の根太という骨組みがダメになっていて、下地がブヨブヨする現象が起きていることも多い。
その場合は適当な角材で補強したり、荒床を24とか28mmの針葉樹合板に変えてやるなどすれば、結構簡単に復活する。
生物の痕跡がある場合はプロに相談した方がいい。
(尋常ならざる量のネズミのフン、シロアリなど)
中古住宅を内見しているのなら、畳を持ち上げて下地の状態を見るくらいはした方がいいかもね。
この小屋は増築につき、築30年程度なのだ。ほぼ新築だね。
床下地レベル調整の必要性
動画ではレーザー墨出し機を使った床のレベル(傾き)確認をしている。
この六畳の部屋は、最大18mm程度の違いが出ていたので結構な傾きだ。
薄いベニヤをちょいちょい挟んで調整することはDIYでも十分可能だけど、そもそも建物自体が傾いてるし、今回はこのベニヤの上に、畳分の嵩上げ処理を行って下地調整を終えたいと思う。
薄いベニヤを使ったレベル調整の方法については別記事で記述したい。
レーザー自体は、棚つけ、造作家具作りにもめちゃくちゃ便利なので、インテリアDIYにはぜひお勧めしたい。
砂壁をシーラーで固める
シーラーという液体を塗れば、パラパラくる砂壁の落下を止めることができる。
塗装なり左官なり、下地処理には必須のものだ。
ここではシーラーとは何か、シーラーを塗るための下準備、シーラーの選び方について述べる。
シーラーとは

シーラーは英語のSeal=接着する、覆い隠す、塞ぐみたいな意味があり、壁や天井のあらゆる下地調整に役立ってくれる。
使用上の感覚的には
「固めてシャットアウト」みたいなイメージで
塗れば浸透して固まって、ヤニや汚れもシャットアウト&上塗り材のの接着性アップが期待できる。
コンクリートやモルタル、左官の塗壁などに塗れば、表面を強化し、しっかりとした下地を作ってくれて、汚れも染み出しにくくなる。
ベニヤなどの木部に塗れば、最も厄介なアクの染み出しを止め、塗料の吸い込みすぎも抑えてくれる。
壁紙の剥離後の表面強化にも有効だ。
基本的に2回塗りが間違いない。
カチオンってなんだ?
カチオンシーラーの「カチオン」というのは陽イオンのことで、アニオンが陰イオン!みたいなややこしい話になるが、要するに化学的な事情で
下地と上塗り材をしっかり引っ付けてくれるのだ。(仲介接着)
「水性-カチオン-シーラー]と書いてるものだったらなんでもいい
今回は左官の下地に使うが、いわゆるペンキを塗るときにももちろん使う。
塗る前にまずはマスキング
何かを塗装するときに必ず必要になるのがマスキング。
塗ってはいけないところをマスク(覆い隠す)しよう。
最低必須アイテムはこの2つ
- マスキングテープ(可愛くないやつ)
- マスカーテープ
マスキングテープは知ってる人が多いが、マスカーテープは知らない人も多いので下に貼っておく。
必須ではないが養生テープもあると便利だ。
あと、ハサミは絶対用意してマスカーテープは必ずハサミで切ろう。
手でやるとえらい目にあうで。
このマスカーテープは透明の部分が伸びて広い面をカバーできる。
その長さには種類が色々あって、上のリンクのものは1100mmまで伸びる。
使い分け

マスキングとマスカーは塗装でいうハケとローラーの関係で、まずはマスキングテープで塗装の境界線を貼っていく。
この作業がマスキング作業の一番慎重になるべきところだ。
その後、そこにマスカーテープを重ねるように貼って、引き伸ばし、広い面をカバーしていく。
マスカーテープは透明の部分がピロピロと伸びて引き伸ばせるので、窓や、広い面をカバーする。
その辺りの作業の様子は動画の9分10秒あたりからみて欲しい。
紫のマスキングテープの上に緑のマスカーテープを重ねていく様子がわかる。
以下、時間指定してる↓
マスキングさえしっかりやっていれば、塗装で失敗するということはない。
面倒だがしっかりやろう。
シーラー選びは粘度に注意
今回は砂壁に浸透させるような使い方だったが、コンクリートやベニヤに塗るシーンも多い。
やってて気づいたが、商品によって粘度がずいぶん違う。
動画で紹介したカンペハピオのものは正直シャバシャバすぎて使いにくかった。
途中で足りなくなって、使った日本ペイントのものは粘度が高くて、段違いに使いやすかった。
吸収が強い下地に塗る場合には粘度が高いものの方が適しているだろう。
実際繊維壁や砂壁専用の、粘度が高いとされるシーラーもある。
↓粘度高めニッペ製品↓(全部こっちでいいかもね・・・)
↓シャバめのカンペ製品(動画だと14L缶)↓
塗装道具と使い方
1つ1つ説明すると
- 継柄 - 天井や高所を塗るための棒、とりあえず1本持っておこう。
- ローラーハンドル - 写真のものはミドルスモール用だが、レギュラー用の方が作業効率が高いのでリンクを貼っておく。
- ローラー - 同上、レギュラー7inchを使おう。基本的に使い捨てだけど、洗って使えなくもない。
- ローラーバケット - 写真に写ってるアミアミが大切、これでローラーを扱いて調整をする。使い捨ての内容器があれば洗わずに使い続けることができる。
- 刷毛 - ホームセンターで一番安いセット売りのものを勧める。基本的に使い捨てだ。

順序としては、ローラーの入らない際をハケで先行塗装して、その後ローラーで全面塗装する。
以上だ。
難しいことは考えずに、塗りながらコツをつかんでいけると思う。
マスキングさえしっかりできていれば、失敗するということはあまりない。
とりあえず塗りながら、ローラーに含ませる塗料の適正量を掴もう。
シーラーだったら塗るだけだが、一般水性塗料の場合は、水を含ませて粘度を調整しながら塗る。
以下、リンクを貼っているが参考にしてホームセンターで買った方がいいと思う。
束売りのハケは見つからなかった、5つで500円程度の「多用途」とか「万能」と書いてるやつだ
砂壁のパテ処理
まあレバーパテみたいなもんだけど
砕けて凹んだ隙間はこいつで埋めていく。
砂壁などの場合は、シーラーした後の方が、固まっててやりやすいと思う。
固める前だったら塗ってる時にパラパラきてしょうがない。
崩れたりしないものなら基本的にパテが先だが、臨機応変に対応することが重要だ。
完璧を求めるならさらにその上にシーラーを塗れば良い。

パテの基準
DIYerにとって
一番重要なのは硬さ
次に痩せ具合
硬すぎれば後で削るのが大変になる。
痩せすぎれば何度打ってもキリがない。
どちらもDITerには酷で苦しい作業になる。
パテ打ちはプロでも好む人は少ない。
上塗り用、下塗り用など結構種類が多いことが悲劇の原因となる。
なのでここではヤヨイ化学、ワイドスーパーパテの一択とする。
何も考えるな、DIYには1種類で十分だ、こいつのバランスを信じろ。
木部のワックス処理
この辺は感性の仕事であり、DIYのDIYたる部分だ。
僕はこの薄汚れた柱も生かしたい、ペンキで潰したくもないし、汚れを隠蔽するために、濃いステインも塗りたくない。
というわけで着色ワックスを使う。
ワックスというのは化粧でいうところのファンデーションみたいな感覚だ、下地をぼかしながらも、その風合いを残してくれる。
と、いってもワックスについては工程の後の方になりそうなので、後日更新することにする。
2日目終了、次回は長押の裏を埋めたりしていく
というわけで地味な仕込み作業が淡々と完了し、次回も地味な作業をこなしていくぞ。
続きは以下↓
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その後漆喰をぬった話
そのあとかなり放置してから漆喰を塗った。
コーラルテックスっていうやつなんだけど下の記事にまとめている。
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