根太組の方向を間違えてた!
というか、いろんな理由があってそうなってたんだけど、今回はその挽回から始める。
まあ、フローリングを貼るための「捨て張り」までは完了できたので、失敗はなかったも同然(強気)
何を間違えて、どう対応したのか、じっくり解説してまとめたい。
この日の作業の大まかな流れは以下の通り。
- 根太の計画 - なにを間違えてどう対策するのか
- 根太の追加
- 床の捨て貼り - 捨て貼り工法の解説と作業
- 押し入れ上部の棚の取り付け
この記事は動画と連動してるので、こちらも見てもらえると良い。
前回の記事はこちら↓
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畳からフローリングへ、床下地の根太を組む【#4 DIYリノベでシェアハウスをつくる】
なんだかんだこの日は色々やった。メインディッシュは床の根太組なんだけど、材木屋さんの搬入とか、参考になりそうなものも多いので全部まとめる。根 ...
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Contents
根太の計画 - なにを間違えてどう対策するのか
なんで追加することになったのかというと、根太の方向を間違えたから。
とは言ったものの、一概に間違えとも言えないのが難しいところ。

どんな問題があったのか
フローリングは、根太と交差するように貼るのが基本。

↑この方向にフローリングを貼ると、根太とフローリングが交差しないので、強度的に問題がある。
しかしどうしてもフローリングをこの方向に貼りたかったんだ!

↑こっちが正解の方向。
つまり、根太を方向を間違えていたことになる。
でもさあ、この方向に根太を組んだのにも理由があるんだよね。
【追記】あとで大工さんに聞いたら、捨て貼りするなら別に気にしなくてもいいじゃん?って言ってたけど。
前回の記事をみてもらえればわかるが、この記事の後半でも説明したい。
どう対処するのか。
というわけで根太の追加で対処するんだけど、下のように計画した。

このように新しい根太を455ピッチで入れることで、捨て張りの合板のつぎ目と中心に支えが入る形になる。
どの方向にフローリングを貼ろうが、文句のない下地だ。
手間はかかるが、結果的に普通より強い床になるわけだ。
間違いか正解かは状況によって異なる
そもそも、根太をなぜその方向に組んでしまったのかというと、この下にさらに古い根太が隠れていて、
新しい根太を古い根太と交差するように組んだからだ。
古い根太の真上に乗せるように、水平方向に組めばいいのでは?
と思うかもしれないが、古い根太のピッチが、303などの尺単位の寸法ではなく、現場寸法を等分したものになっていたので、ベニヤを貼りにくいという問題があった。
というわけで、今回の組み方は一概に間違っていたとも言えないし、ひとつのやり方とも言えるのかもしれない。
リノベーションや改修の場合は、現状を確認し、そのつど考えていく必要がある。
そんなふうに思ったよ。
根太の追加
やることが決まればあとは早い。
材料の切り出しはホームセンターにお任せ
追加の根太は少し短めに用意した。湿度による伸縮をって話もあるしね。
というわけでざっくりした寸法で良いのでホームセンターで大量カットだ。


これだけ切ってもらってわずか100円ちょっと!
ホームセンターってやっぱりホームだな。
自分でこんなに切ってたら発狂してる。
墨付け
作業をスムーズに進めるにはまず墨付けだ。
墨つぼというヤツを使うのがベーシックだ。

大工さんがパチン!としてるヤツ。455ピッチの目安をつけていった。
動画がわかりやすい。
そのあとはとにかく、だいたい墨に合わせて並べていく。

完成!
2点ずつビスで留めていった。
このひたすらビスで留めていく作業がとにかく面倒くさい!

というわけで完成。
これはそう将棋盤、またはオセロ、つまり社会の縮図。
実は最初からこのアートを作りたかったんだ。
このアートは上に床を貼ることで完成する。
床の捨て貼り - 捨て貼り工法の解説と作業
そもそも捨て貼り工法ってなんだよ?
・根太の上に直接フローリング材=根太工法
・根太の上に合板を貼ってからフローリング材(仕上げ材)を貼る=捨て貼り工法
それだけ。もちろん捨て貼りがあった方が頑丈になるし、断熱性も上がるよね、いいことしかない。
コストはもちろんかかる。
どう使い分けるのか?
基本的に根太工法だと1820mm(6尺)の決まったサイズのフローリングしか貼ることができない。
根太のピッチでしか、継ぎ目をもうけることができないからだ。
一般に高級素材であるソリッドの無垢材などは貼ることができない。
ソリッドというのは、それぞれが一枚ものの無垢材で、長さが異なる材料のことだ。
逆に無垢材をジョイントして1820にしたものをユニという。
斜めに貼ったりすることもできないし、ヘリンボーン柄なんてもってのほか。
捨て貼り工法だとあらゆる床仕上げが可能になる。
平な面が用意されてるわけだから、なんでも貼れる!
無垢材も貼れる、クッションフロアのようなシートも貼れる、二重の捨て貼りをすることでタイルを貼ったりもできる。
マンションの標準工法となっている束(つか)を使った置き床工法の場合も、同じ考えでOKだ。
つまり
全て捨て貼り工法でOK
捨て貼りのパターン2種類
簡単な芋(いも)貼りと、強度が高いと言われている千鳥(ちどり)貼り。


たしかに千鳥貼りのほうが強度がありそうだ、ただそこまで変わるものか?
と思いながらも千鳥貼りで貼っていった。
端ではなく基準線から貼っていく
床を貼るときには基準線(墨)が大事だと言われる。
端っこから貼ろうとしても、大体の建物は完璧に真っ直ぐな壁をしてない。
その場合、壁が斜めっていたら、ななめったままで床を貼っていってしまう事になる。
というわけで、部屋の基準線を決める。
まあ捨て貼りなのでそんな厳密ではないが、今回は部屋の大体真ん中に墨つぼで墨をつけて、そこから貼り始めた。

必ずしも真ん中に引く必要はない。
隙間を開けて貼る
で、貼るときのもう1つのポイントがこれ。

このように2mm程度の隙間をとりながら貼っていった。
こうすることで、湿度による伸縮に対応できたり、風通しも良くなるんだとか。
まあ貼るときの手間は間違いなく減るのでおすすめしたい。
捨て貼り完成!
平な床が完成するだけですいぶんと部屋らしくなった。
もう住めるんじゃないか?
土足禁止で貼ったので、寝転びたくなる快適さ。

説明は長ったらしくなったが、途中で食事休憩挟んで、根太の追加から捨て貼りまで全て終わったのが13時過ぎ、作業はほんの2時間くらいだったと思う。
なんか成長した気がするわ。

押し入れ上部の棚の取り付け
この部屋の押し入れの上の棚は、なぜか撤去されていて存在しなかった。
というわけでほぼ復元作業。
ここはクローゼット予定地なのだ。
上段はしょうもない荷物を投げ込む場所にしたい。

骨を組むやろ。

ベニヤをカットしてどん!

以上。(あとで下もふさぐ)
今日はここまで。
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