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マルシェっぽい屋台をDIYしよう【解説A-Z】

2021年2月24日

マルシェっぽい屋台の作り方をA-Zで解説したい。

この屋台は、僕が新年会でカレーを振る舞うために作ったものだ。
せっかく作るなら、売れる設計にしようと考えたもので、実際、ネットで初めて売れた、思い出深いキャラだ。

製作には特別な型も必要ないので、作ろうと思えば誰でも作れるはずだ。

設計について

製作工程だけ見てやるよ、って人は飛ばしてOK。

クライアント(僕)からの与件は下記の通り。

設計用件

  • イケてること
  • 工具なしで組み立てられること
  • とっても軽いこと
  • なのに丈夫であること
  • 簡単に作れること
ほぼ骨

軽いということ

自然とホネホネのフレーム構造になった。
軽くするためには、面を減らす必要があった、安価に面を作ろうとすると合板になる、そして合板は重い。
対して、細い杉のフレームはめっちゃ軽い。
面は農業用の不織布を使用した、そっちの職人に怒られるかもしれないが、和紙っぽくてかっこいいと思った。
見た人のほとんどは和紙だと思ってる。

丈夫であること→イケてること

三角形を基本単位に骨を構成すれば、非常に強くなる。
軽いのにかなり頑強で、これをトラス構造と呼ぶ。
そしてこの構造が僕は結構好きだ、橋っぽくない?
こんどトラスっぽくなる折り畳みテーブルを作りたい。

知り合いの大工(おっさん)は「俺にはわからん」と言っていた。
センスがない。

工具なしで組み立てられること

鬼目ナットと、蝶ボルトを採用した。

写真を見て貰えばなんとなくわかると思うが、
蝶ボルトは、持ち手がちょうちょみたいになっていて、手で回せる。
鬼目ナットは、木に埋め込むことで、雌ネジの役割を果たす。

蝶ボルトは無くすリスクはあるが、すぐ替えが効く。
もっと良いやり方はあるかもしれないが、労力=価格をあげてしまっては本末転倒と判断した。

簡単に作れること

正直、思ったより手間がかかる、パーツの種類が多いし、なんやかんや手間がかかる。
手配に迷う部品がちょいちょいある。
つまり、上手く言ってるとは言えない。

組み立て順序とパーツ

下記の部品があって、下記のように組み立てる。
たいして難しいことはしてないので、これを見ただけで作れる人は作れると思う。

パーツ写真、左から

  • 丸棒
  • 30mm蝶ボルトx8
  • 15mm蝶ボルトx4
  • リアフレーム
  • フロントフレーム
  • サイドフレーム x2
  • 天板
  • キャスター台
こんな感じ

製作について

製作の一部始終も動画に上げてある。

材料切り出し

最初に全部材を切り出す。
傾斜付き部材が数十本あるので、スライド丸ノコがあるとベスト。
「スライド丸鋸」と「卓上丸ノコ」は違うので注意。
さほど精密さを求める工具ではないし、安物で十分に産業革命が起こせる。
僕は貰い物の壊れかけのマキタで長いこと凌いでる。

サイドフレーム

サイドフレームはビスケットジョイントで接合しているが、これはビス留めに変えても構わない。
初期は申し訳程度にホゾ組でやってたけど、ビスケット用のジョイントカッターを買って一気に加速した。
トリマーでもビスケットの溝は掘れるが、僕はやったことない。

※ビスケットジョイントというのは、ビスケットのような部品を差し込んで、2つの部材を接合する手法で、詳しくは下の記事にまとめてある。

図解ビスケットジョイントのやり方 & マキタPJ180DZジョイントカッター 工具レビュー

ビスケットジョイントの出番が板接ぎだけと思ったら大きな間違いだ、もちろん板接ぎには絶大な力を発揮するが、ビスや釘を使わないDIYに挑戦したい ...

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これはホゾ組。手間かかりすぎ。

板はミゾを掘ってはめ込む形になっている。これはトリマーがあれば簡単だ。
ただし、ストレートビットは捨てよう。
超硬エンドミルの方が、安くて静かでよく切れる。

必要な箇所に鬼目ナット(雌ネジ)をしこむ。
鬼目ナットの仕込み方は、

  • 指定サイズの下穴を開ける。
  • 鬼目ナットを六角レンチで締め込む。

今回はM6の鬼目ナットを使用したので、下穴は8.7mm〜9.0mmの指定だった。
下穴を掘る際にマスキングテープを貼ると、深く掘りすぎない。

大体の鬼目ナットは、通常の六角レンチで締め込める。100均可。

フロント&リアフレーム

こちらは上下からビス留めとボンド併用で固定している。
このような構造のものは、ナナメ部材を入れるまで角度が固まらない。
なので、今回の場合だと、両サイドの斜め(筋交)を入れるときに正確な直角を出す。
何も考えずにビスを打つと、引っ張られて、角度が大きく変わったりするので結構慎重にやろう。

真ん中の3つの筋交は、ほぼ、おまけのようなものなので、釘とボンドの方がいいかも。

そして農業用不織布を貼る。
これは画鋲留めで、好きな布に張り替えられることをコンセプトにしている。
でも僕はこの不織布でかなりイケてると思う。

「これかっこいいですね、和紙かなんかですか?」
「いや、畑とかでかぶせてるやつですよ」

ふしょくふ

キャスター台

この土台は、キャスターとLアングルが付いただけの板だ。
しかし、全てを支える土台となるので、軽量かつ強度も保とうとして、少し面倒くさい作りになっている。
詳しくは、動画で見て欲しい。(時間指定したよ)

天板

天板は、針葉樹合板にポリ合板という化粧板を張り合わせている。
よく家具などで見かける、白いツルッとしたもので、非常に機能的だ。

DIYではあまり使われない気がするが、貼り付けるのは簡単だし、使い方次第でいい感じになるのでチャレンジして欲しい。
めんどくさければポリランバーコアというものがよく使われるが、ちょっと割高かな。

必要なもの

  • ポリ合板(白)2.5mm - 材木屋か大型ホムセンかネットで手配
  • 針葉樹合板 - 材木屋か大型ホムセンかネットで手配
  • 速乾ボンドG10Zとハケ - 普通のホムセン

この工程だけ喋りの練習で、独立した解説動画になっている。

そして裏面にはフレームに落とし込んで固定するためのミゾを掘る。

丸棒

丸棒はサイドフレームの間に差し込み、構造を成立させる重要なパーツだ。
まず、サイドフレーム側に写真のような穴を掘る。

同様に丸棒の両端部にも穴を開ける。

穴の位置を合わせて、ピンを差し込むことで、完全に固定される。
差し込むだけなので、とても気持ちの良い固定方法だ。

完成!

もし、これを見てほんとに作ってくれる人が現れたなら最高だ。
そうでなくとも何かの参考になったなら嬉しい。

ここまで見てくれた人にありがとう。

ちなみにクリーマ(Creema)で売れた。

この屋台はクリーマ(Creema)で売れた、クリーマとミンネに興味のある人は見て欲しい。

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