お金が欲しいな 雑記

36歳になった元若者が思うこと

2021年6月18日

僕は36の元若者で、戸籍にはバツをつけて子供もいて、いくつかの法的な義務を背負っている。

僕と同じような男は同年代で言えば5%くらいはいると思う。現にたまに会う。

誰もかれもクソみたいな人間なので気が合うことも多い。

ちなみに「おっさん」という表現は差別用語だと聞いたので、そのうち放送禁止用語として公共の電波では聞こえなくなるだろう。

なんでこんな記事を書くのかというと、ネタがないからだ。

ネタがない時は身を削ってネタを絞り出すのがブロガーの掟だと習った。

36歳の今

僕は美大を出て、デザインを生業とする人間として市場に放出されてから、興味が赴くあらゆることに手を染めてきた。

2年だけ製薬会社のMRに浮気したこともある。

<前編>未経験から外資製薬MRに転職成功で給料が倍になった話(異業界転生もの)

製薬会社のMRは給料が良くて激務。そんなことはない、ジャパンの平均的な営業マンから見れば、MRは給料が良い上に楽な職種だと思う。特に外資。こ ...

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商業空間に携わってると、建設業だけでなく、広告屋、メディア、芸能人、政治家、反社などいろんな人間に会うし、いろんな付帯業務がつきまとう。

なのでスキルは色々身についたし、どんなことでもやってみれば生業にできる、の精神が身についた。

今はサラリーマンとして店舗や住宅の設計をしつつ、副業として家具屋さん、イラスト屋さん、グラフィック屋さん、会社の役員みたいなことをしながら生きていて、それにブロガーとユーチューバーを加えようとしている。

サラリーマンだけど「適当に金を稼いでくる」以外の拘束が一切なく、副業もフリーなのでかなりラッキーな環境にいると自覚している。

36歳の目的

ちょっとした目的があって、今ひたすらに金を貯めていて、稼いだ金はほぼ全額アメリカのインデックス株にぶっこむという生活をしている。

これが結構増えている。バカはS&P500に全てをかけろという教えは間違っていない。数年後に間違うかもしれないがこればかりはわからない。

もし少しでも金融に興味が持てて、先見の明と優れた知性があったならば今金を貯めるという行為は行っていないんだろうな。

自分自身から見ても、「おまえ生きてて楽しいの?」って言いたくなるんだけど、これが結構楽しくて、なんだったら今までで一番楽しい。

目的って素晴らしい。

36歳の経済事情

金を貯めるのならば出費を削らなければならない。僕には養育費だの奨学金だので、呼吸して寝るだけで月10万近い出費がある。

36の男は家賃光熱費ネット含みで25,000円と、バンコクみたいな相場のシェアハウスに住んでいて、携帯も楽天モバイルで完全にゼロに抑えている。

楽天モバイルはiPhoneに完全対応したけど、SE持ちの僕は向こう5年は同じ機種だろう。

対応端末
【アンリミット6でも最強】iPhoneSE買って楽天モバイルに乗り替えた

僕はSIMカードのみの契約は初めての情報弱者で、ネット契約だと不通期間があるんじゃないかと心配だった。 この記事はその辺も踏まえて、iPho ...

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唯一木工に関わるものと、シェアメイトに対するみやげくらいは一定額の出費を認めている。

体験を食って生きる

目的ってなんだと考えるとこの話になるんだけど。

物質的な話、人間は飯を食わないと生きていけないが、メンタルはそうはいかない。

じゃあメンタルには何を食わせて生きてるのかというと「体験」だと思う。

いや違う。愛だ、刺激だ、快楽だ。なんていろんな言い方ができるけど、言葉なんてなにかを定義付ける時には、ただの記号でしかないと思うから、全部ひっくるめて「体験」と言っておく。

記号には説明が必要なので、ここでいう「体験」について説明しておくと、「夕焼けを見る」「タンスに小指をぶつける」「スマホをいじる」「車に轢かれる」「家庭を築く」「離婚する」みたいなこと全てを指す。

人間これらを食わないと死ぬ。

うまいものもあれば毒だってあるけど、これを食わねば生きていけない、人間だもの。

苦しみに耐える原動力だって、先の「体験」を得たいという射幸心だよね。

人間の生きる目的は、全てがなんらかの体験の獲得に向かっていると言い切れる。

体験の味は人と時空に依存する

その体験がどれほど極上なのか、猛毒なのか、それは当人にしか判別できない。

ようするに人のセックスを笑うな。映画見たことないけど。

ウォーキングデッドなら見た。

【君はウォーキングデッド】愛する人の口から腐敗臭【口の中がドブ】

メルルはああするしか無かったんだ。 朝方の夢うつつ。 ふわふわと夢見心地のベッドの上、ぼくは、わた菓子に包まれて二度寝中だ。隣で眠る君は、い ...

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そして体験はいつどこで貪るかで大きく味を変える。36歳なのか70歳なのか、10代なのか。

体験の絶対数が少ない若年者ほど体験の味は極上になり、比例して毒も致命的になるだろう。

そして基本的に初回から数回をピークに「体験の価値」という味は落ちていく。

36年も同じ脳みそを使っていると、あらゆるものにこのルールが適用されているという事実に辟易している。

「これが探し求めていたものだ」と思った体験が片っぱしから価値を失っていく。なんとも儚い

それでもいつでも求めてるよな、人間だもの。

体験への後悔は時空を超えて訪れる

人間は生まれた瞬間から、一つの生理現象としてなんらかの体験を欲してさまよっていて、その多くを手に入れていく。

そして、欲しても得られなかった体験は、後になって後悔を生むのが基本だ。

しかし一番厄介なのは、その瞬間に貴重な体験があると気づかなかった時だ。

「あの時全く興味もへったくれもなかった"何か"をどうしてあの時体験しておかなかったのだ。」となる。

30代も後半に差し掛かると、それをたぐり寄せるのも至難の技だったりする。

おそらくそのタイミングでは絶対考えもしなかった選択肢であるにもかかわらず、しかもその瞬間は別の重要な体験の渦中であったりもする。

まさに後悔は時空を超えて、ある日突然発生する代物だ。

これには基本的に打つ手がない、が。

体験のためにあらゆる種を撒く

僕は時空を超えて体験を召し上がる方法を考えている。

まあ時間は今のところ越えられないけどそれ以外は不可能じゃないよな。

答えは金。

なんとも明確で、この世で一番数値化しやすいものだ。

金は一生懸命働くだけではたいして育たない。考えうる限りの種を選別して撒いている途上だ。

博打を打つつもりはさらさらなく、堅実に積み上げられるもの。そして自分の目指す体験の負荷にならないもの。

そう思って始めたのがこのブログとYoutubeだ。

これらは言わずと知れたゼロリスクで挑戦できるストックビジネスであるため、血に染まったレッドオーシャンだ。

しかしリスクがないなら撤退する理由もない。タイムパフォーマンスを計る必要はあるが1年はやってみないと判断できない。

そしてちょうど2年ほど前、目的も無しにつみたてNISAからスタートしたインデックス投資。

これはリスクはあるが、時間を失うことのない魔法の貯金箱として活用している。コロナ禍というアクシデントはあまりにも巨大な上昇気流を巻き起こしてくれた。

今のところめっちゃ増えてる。

この勢いを高めるために、時間が許す限りでクリーマでの家具の販売をしたりしている。

もう一つはちょっとした技能の習得。

これはただひたすらに日々積み重ねているだけ。

目的に迫る手段の価値

目的が達成されるかどうかは、達成するか目的自体を取り下げるまでわからない。

しかしながら、ロードマップを用意して目標を定め、そこをジワジワ攻めていくのはそれ自体が甘美な体験だ。

多分、そんな長期的なプランをやったことがないからだ。

ブログ、Youtube、投資、どれも手段ではあるが、新しい体験であり、新しいスキルや感覚の修得に繋がってくる。

楽しい上に無駄にはならない。なんと素晴らしいのか。

目標の金はというと、もちろん最も価値の転換が容易な存在であり、目的を失えば違うことに生かせば良いじゃん。

ボロアパートでも買って遊ぶ?

まとめ

なんかよくわかんない内容になったと思うけど、無事、所々に無意味なアフィを散りばめた記事をひねり出すことができた。

ようするに目的を持って色々やってみると楽しいっていう感想記事。

もしブログやYouTubeに興味があるひとは月刊レポートも書いてるから見ていってよ。

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今、月に15記事の義務を継続中なんだけど、自由サラリーマンとはいえ結構きついな。Youtubeもあるから尚更。

でもやらねばならぬ。なんだよな。

それでは今日はここまで。

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